1/1 ( 正解 問 ) 解答を表示
 「国宝の鉄剣が出土した埼玉古墳群」に関連して、次の史料は埼玉県の稲荷山古墳から出土した鉄剣銘の一部である。この資料に関して述べた次の文X・Yについて、その正誤の組み合わせとした正しいものを選べ。

史料
(前略)其の児、名は乎獲居の臣。世々(注1)、杖刀人の首と為り(注2)、奉事し(注3)来り今に至る。獲加多支鹵の大王の寺(注4)、斯鬼の宮に在る時、吾(注5)、天下を左治し(注6)、此の百練の利刀(注7)を作らしめ、吾が奉事の根原を記す也。
(「稲荷山古墳出土鉄剣銘(裏面:部分)」)

(注1)世々:代々の大王の治世。また(前略)とした部分には、「乎獲居の臣」に至る代々の先祖の名が記されている。
(注2)杖刀人の首と為り:「杖刀人」という大王の親衛隊の中心をつとめ。
(注3)奉事し:大王に奉仕し。
(注4)寺:役所(朝廷)。
(注5)吾:「乎獲居の臣」のこと。
(注6)左治し:統治を助け。
(注7)百練の利刀:何回も鍛えたよく切れる刀剣。

X 史料には、「獲加多支鹵の大王」の役所(朝廷)が「斯鬼の宮」にある時、「乎獲居の臣」は、大王が天下を治めることを助けたことが記されている。
Y 史料にある「獲加多支鹵の大王」は、熊本県の江田船山古墳から出土した鉄刀銘にある人物と同一とみなされる。
① X 正、Y 正 ② X 正、Y 誤 ③ X 誤、Y 正 ④ X 誤、Y 誤
2018日本史B 第1問 問1改




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